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 ■ 金沢・茶房 一笑(2006年1月)


 ひと息ついたら、2階に上がってみました。この辺りは加賀藩が創設した遊郭があった場所で、一笑の2階も、昔ながらの面影を残しています。

 ピンクの床の間、かわいいですよね。華やかだった遊郭の名残、こんなところにも残ってます。

 2階から見たひがし茶屋街の通りの様子。それにしても…人歩いてないなぁ…

 再び1階に下りてきて、先ほどお茶をした客席から、さらに建物の奥に進んでいきます。細長い建物には、中ほどに明り取り?の中庭があります。ここ一笑でも、その中庭が残されてました。雪がどかっと積もってますが、本来ならほっとできる空間なんでしょう。

 中庭に面した茶室風の部屋。作品が展示されてました。茶房とあわせて、ギャラリーもあるんですよ。先ほどの中庭越しにも見えるんですが、窓がちょっとした額縁になっているようで、面白いです。

 さらに奥には…隠し部屋が!?ちょっとした個室になってました。この道、先ほどの宇多須神社に行くのに通った道です。外から見たとき「これは何だろう?お店なのかな」って思ってたのですが、まさか一笑の一部だとは思わなかったので、ちょっとびっくり。

 
 個室の一画には、お花や作品がいっぱい並んでいます。この窓、裏道に面していて、格子のおかげで表と微妙な距離感が保たれてます。この感覚、すごく気持ちいいです。午後のひととき、このお部屋に仲間が集まって、のんびりおしゃべりしながら過ごすのって楽しいでしょうね。

 ふらふら〜って建物内を彷徨ったあと客席に戻ると、玄米茶を出してくれました。香りのいい玄米茶。こういう気配りというか、ここまでしてくれて1,050円というのはお得感ありますよ。
 居心地のいい茶房。結局1時間以上ものんびりとしてしまいました。

 ひがし茶屋街からはバスに乗って移動です。揚場町バス停のベンチ、おはじきが埋め込まれててかわいかったです。こういう遊び心、好きです。







1日目
2日目
3日目
金沢長町武家屋敷尾山神社近江町市場和倉温泉
輪島ふらっと夢道朝市わいち通り〜金沢尾張町主計町ライトアップ
金沢主計町ひがし茶屋街21世紀美術館兼六園金沢城公園

【宿泊】
渡月庵(和倉温泉)木津屋旅館(金沢・主計町)
【食事ほか】
こてつ(金沢・近江町市場)/やぶ本店(輪島)輪風庵(輪島)いたる(金沢・柿木畠)
茶房 一笑(金沢・ひがし茶屋街)四季のテーブル(金沢・長町)
廻る近江町回転寿し(金沢・近江町市場)