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 ■ 輪島・朝市(2006年1月)


 今回のった「のらんけバス」は漆コース。一気にいろは橋まで向かい、ここで降りて橋を渡ります。この川の向こう、日本海から吹いてくる風が強かったです。北の町に来たんだな〜という実感がわいてきました。

 ちょっとした路地なんか、冬の日本海側の港町という雰囲気。私の主観ですが…

 いろは橋をこえるとすぐ、朝市通りに。有名な輪島の朝市です。200〜250軒の露店が並ぶ朝市、ガイドブックにはそう書かれていました。でも時間が遅かったせいでしょうか、寒すぎるせいでしょうか、それとも観光客が少ない時期せいでしょうか、露店の数、少なかったです。下手したら10分の1程度?

 
 それでも、朝市の雰囲気というか、活気はありました。美味しそうな魚、いっぱい並んでます。ブリなんてシーズンですよね。干物も美味しそう…でもまだまだ旅行を続ける身としては、泣く泣く購入をあきらめました。輪島から離れる際、大きな発泡スチロールの入れ物を持って能登空港に向かった人を見かけたのですが、そういう行動パターンが正解かもしれませんね。

 朝市通りには、昔からの建物がいっぱい連なっています。木造の建物、味があっていいですよね。この輪風の家、地元の档材や杉材を使った建物で、内部には「拭き漆」という方法で漆塗りされていることが多いんだそうです。漆塗りの部屋、なんかすごく贅沢な空間ですね。

 朝市通りから海のほうに延びる路地。実際はこの向こうには駐車場があるんですけどね、なんか雰囲気はあるって思いません?この日は本当に天気がコロコロ変わってたのですが、この瞬間は見事な晴天。空の青と雪の白が、いいコントラストしてました。

 
 せっかく輪島にきたのだから、と入ってみたのは「漆貴苑 市中屋本店」。7代続いている老舗漆師屋さんだそうです。店内は思ったほど広くはなかったのですが、置いてあるものは充実!(と思うのですが)。輪島塗のことそんなに詳しくないので、記念にとお箸を購入。1膳1,000円と気軽に買えるのですが、帰ってから使ってみてびっくり!すごく軽くて手で持った時すごく馴染む感じで、今まで使っていたお箸とは雲泥の差。東京で買ったらもうちょっとしそうな感じ。いいお買い物でした。

 
 古い和のイメージの朝市通りのなかで、異彩を放っているのがここイナチュウ美術館。大理石の建物では、ナポレオンの時計などの品が展示されているそうです。表にある大理石(?)の噴水は、雪に完全に埋もれていましたが。
 それにしても、やはりこの地にある点に違和感を感じます。。。







1日目
2日目
3日目
金沢長町武家屋敷尾山神社近江町市場和倉温泉
輪島ふらっと夢道朝市わいち通り〜金沢尾張町主計町ライトアップ
金沢主計町ひがし茶屋街21世紀美術館兼六園金沢城公園

【宿泊】
渡月庵(和倉温泉)木津屋旅館(金沢・主計町)
【食事ほか】
こてつ(金沢・近江町市場)/やぶ本店(輪島)輪風庵(輪島)いたる(金沢・柿木畠)
茶房 一笑(金沢・ひがし茶屋街)四季のテーブル(金沢・長町)
廻る近江町回転寿し(金沢・近江町市場)