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 ■ 金沢・ひがし茶屋町(2006年1月)


 浅野川大橋を越えると、ひがし茶屋街へと向かいました。途中、いい感じの建物が並んでいる一画があったのですが、みんな普通の人が住んでいる民家なんですよね。本来は当然のことかもしれないけど、なんか新鮮!この家も昔ながらの感じ。雪対策としてか、2階の窓が覆われているのが面白いですね。

 こちらも町家なのですが、奥の建物は旧涌波家。金沢の古い町家の要素を多く残す、江戸末期の建物なんだそうです。
 この建物、ひがし茶屋休憩館としてボランティアスタッフが待機しており、一般の人も休憩することができます。トイレもあるので便利ですよ。

 正面の、上下2枚に分かれた横板戸が面白いなと思いました。建物の中はこんな感じ。表に面して店の間という板の間があり、その奥に写真に写っている、囲炉裏のある茶の間があります。

 上を見上げると、囲炉裏の煙を抜くための高い天井が。トップライトも兼ねてますね。こういう高い天井って気持ちいいです。

 ひがし茶屋街の超有名な場所(?)に入る手前には、ちょっとした広場が。その広場に面するちょっとレトロな洋風の建物、自由軒という洋食屋さんです。行ってみたいと思いつつも、まだ朝なのであきらめることに。

 
 そしてこちらが、その超有名な場所。ポスターやロケ地などでも有名な場所ですね。石畳の道が雪でうっすらと濡れ、いい味を出しています。板塀と出格子の木造の建物が続き、正面は小山で囲まれた空間。手前の柳の木、結構いいアクセントになってましたよ。
 さすがにこれだけ寒いと、ちょっと早めの時間帯はほとんど人がいませんでした。人を気にせずのんびり歩けるなんて、結構ぜいたくな体験なのかもしれませんね。

 横の路地をのぞいてみると…昭和のはじめのような風景が広がってます。正面の看板が、そう思わせるのかな?

 ひがし茶屋街のちょっと裏側に、雪のなかでひっそりとたたずむ神社がありました。宇多須神社です。ここまで観光客が足を伸ばすこと、あんましないんでしょうけど、ここから先には神社仏閣が続いているそうです。新緑の季節など、気持ちいい散策になるんでしょうね。







1日目
2日目
3日目
金沢長町武家屋敷尾山神社近江町市場和倉温泉
輪島ふらっと夢道朝市わいち通り〜金沢尾張町主計町ライトアップ
金沢主計町ひがし茶屋街21世紀美術館兼六園金沢城公園

【宿泊】
渡月庵(和倉温泉)木津屋旅館(金沢・主計町)
【食事ほか】
こてつ(金沢・近江町市場)/やぶ本店(輪島)輪風庵(輪島)いたる(金沢・柿木畠)
茶房 一笑(金沢・ひがし茶屋街)四季のテーブル(金沢・長町)
廻る近江町回転寿し(金沢・近江町市場)