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 ■ 紀伊田辺(2004年2月)

 

 バスで再び紀伊田辺の駅前に戻ってきました。先ほどは通り過ぎただけだったので気づかなかったのですが、よく見ると駅前に銅像があります。武蔵坊弁慶のこの像、彼がここ田辺で生まれたことを記したものです。

 駅からちょっと歩くと、大きな森が見えました。近くまでくると、まっすぐ続く道が。どうやら神社みたい。入ってみましょう。

 大きな新しい鳥居もあったのですけど、その隣にある小さな木製の鳥居から入ります。古いもののほうがありがたみを感じるのって、なんででしょうね?

 この神社の名は「闘けい神社」。熊野権現をまつっていたものの、社前で紅白の鶏を戦わせたことからこの名前がついたそうです。
 ずらーっと並んだ社殿の様子は、どこか熊野本宮大社のようなたたずまい、といったら言い過ぎでしょうか。

 鶏の戦いは、白鶏が勝ったので源氏に味方、ということで、屋島壇之浦の戦いで熊野水軍は平家でなく源氏についたそうです。歴史を左右する決断のはずなのに、いい加減な決め方のような気もするのですが…やっぱこんなモンなんでしょうかね。

 境内には戦う鶏の像もあったりして。

 そうそう、境内には結婚式場もありました。この日も式の打ち合わせにきていたカップルが一組。でもここって「戦う鶏」なんですよね?ご結婚された後、夫婦で戦うなんてこと、ないですよね?


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