■ 黒部峡谷鐘釣(2001年10月) |
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駅から5分ほど歩いたところに、今日泊まる「鐘釣温泉旅館」があります。周囲にはなにもない、本当の一軒宿でしたよ。外から見た時は、一瞬「え?」って思いましたけど、中に入ってみれば(ちょっと寂れた感じの)普通な宿でしたよ。意外と若い人たちが多かったのにはオドロキました。 |
宿からちょっと歩いて河原につくと、そこには露天風呂があります。この河原のあちこちからお湯が湧き出していて、石を並べてお湯を溜めるだけで露天風呂が完成します。昼間は観光客が多くて、お風呂に入るのにはちょっと恥ずかしいですけど、夕方からは宿泊者専用となって、安心して入れます。私も、タオル1枚で入ってきました。女性は水着を着て入っていましたよ。 そうそう。私も露天風呂つくってみました。こちらを見てくださいね。 |
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こちらは女性専用のお風呂です。河原のお風呂とは違って岩をくり抜いたような岩風呂ですので、外からは見えないようになっています。河原の開放的なお風呂とは違って、窮屈な感じなのは仕方ないんでしょうね。 ちなみにこの鐘釣温泉、1820年頃に開湯した、名湯百選にも選ばれたお湯です。泉質はアルカリ性単純泉だそうですが、入っているぶんには判りませんね(^^; |
宿の晩ご飯は、山菜などの質素なものでした。質素ながらも、イワナがあったりと、おいしかったですよ。おいしい水を使っているからなのか、お米が妙に美味しかったです。 そしてこの日はごはんを食べたあと、すぐに寝て次の日に備えることにしました。 |
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朝5時に起きて、誰もいない露天風呂に直行です。真っ暗なお風呂はちょっと恐かったけど、川の流れる音しかしないお風呂って、気持ちよかったですよ。入っているうちに、だんだん夜が明けてきて、すっかり外は明るくなりました。そうすると、他にもお風呂に入ってくる人たちが増えてきました。真夜中なのでタオル1枚しか持ってきていなかった状態でつかっている所に、水着を着た女性陣が現れて・・・ちょっと出るのに苦労しました(^^; |
朝ご飯を食べたあと、トロッコ電車で宇奈月方面に向かいました。本来乗ろうとしていた電車の予約を取りにいったら、その1本前の臨時に乗れるということで、そちらに変更です。なんでも、本来は関西電力関係者専用の列車で、人が多い時期は臨時に一般客も乗せているとのことです。お陰で、行きは通過しただけの専用駅にもちゃんと停車して、貴重な体験をすることが出来ました♪ |