■ 立山黒部アルペンルート室堂(2001年10月) |
みくりが池も、見る角度がかわると表情もかわってきます。 |
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こちらなんか、草木が一つもない荒涼とした世界です。先ほどの緑に囲まれた姿と、とても同じ池には見えませんよね。 |
室堂平からは結構下がったところにある「地獄谷」です。上の写真は、エンマ台と呼ばれる場所から見た姿、そして右の写真はその地獄谷に下りた姿です。とんでもなく広い範囲に渡ってます。 |
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あちらこちらから、噴気がのぼっていました。昨日の夜、硫黄の臭いがしたのですけど、ここから来ていたんですね。長時間いたら、絶対体に悪そうな場所で、あちらこちらに看板が立っていました。風向きによると中毒を起こす可能性もあるので、避難方向を示すものでした。 |
この山の写真、まんなか辺りがスプーンでえぐったように丸い谷があるの、わかりますか。ここは「山崎カール」という地形で、氷河期時代に氷河が山肌を削り取った跡らしいです。日本にも、こんな場所があるんですね。 たぶん、この場所で合っていると思うんだけど。 |
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先ほどから何度も出ているみくりが池近くにある、「みくりが池温泉」です。こちらも日本秘湯を守る会の温泉で、日本で一番高所にある温泉だそうです。ふつうの建物なんですけど、このような雄大な景色の中に建っていると、いい感じに見えますね。 |
木の湯船に、白色のお湯である酸性硫化水素の温泉は「温泉に入ったぁ♪」という気がして、すっごく気持ち良かったです。窓の外には、先ほどの地獄谷も見えて、迫力満点!寒い体も我慢して、ホテルの朝風呂に入らなかった甲斐がありましたなっ。 |
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