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 ■ 立山黒部アルペンルート室堂(2001年10月)

御来光を見たあと、再び室堂に戻ってきました。立山連峰の山影を越えて照らし出される山の表情は、とってもきれいでした。山肌にも、影がくっきりと出ているんですね。昨日はガスが出ていてなんにも見えなかった景色なんですけど、実はこんなにダイナミックだったんですね。

遠くの山並が、ピンク色している感じでした。本当はゆっくり散策して、雷鳥なんかを探したかったんですけど、あまりの寒さにリタイアです。。。カエルのような、決して美しくはない鳴き声が聞こえたから、近くにはいたんでしょうけどね。

散策のあとホテルに戻って朝食です。冷えた体に湯豆腐ってのは、なかなかいい計らいでした。今回は入らなかったのですけど、朝風呂もちゃんと用意しているみたいで、気配りがいいですね。

早めにチェックアウトして、観光客が押し寄せる前に再び室堂散策を始めました。ここは、ホテルのすぐ前にある「立山玉殿の湧水」です。日本最高所にある名水100選の水で、トンネル工事の時に出た水だそうです。立山の山々を通り抜けた、ミネラルたっぷりのお水はおいしかったですよ。もちろん、ペットボトルに入れて持ち帰ってきました。

昨日は真っ白だったみくりが池周辺も、雲一つない晴天が待っていました。周囲にも、山がちゃんとあったんですね。表情も違って見えるから、不思議です。

海側に向いて眺めた、室堂平です。中央の建物が今回宿泊したホテルです。ここが、標高2450mの世界なんですよね。自分でそこに立っていても、そんな気が全然しませんでした。ただ、息が切れやすいのは「高地にいるんだな〜」って実感しましたけど

「立山室堂」という日本最古の山小屋です。なんでも、遅くとも14世紀末にはすでにあったとか。この建物自体は、1700年代に建てられたものを、平成になって調査後復元されたものだそうです。

この写真ちょっと見にくいのですが、下の方に池がいっぱいあります。「血の池」と呼ばれていて、水の色が血のように赤いんです。最初見た時は餓鬼田のようにキレイな景色だなって思っていたんですけど、後から名前を知ってちょっとビックリ。


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