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 ■ 奈良町(2004年1月)

 

 猿沢池から南に続く奈良町では、昔ながらの町並みが見れます。休日にもかかわらず思ったよりも人がいなくて、本当にのんびり歩くことができました。

 日溜まりでは、猫もついウトウト。。。

 建物だけでなく、細かいものにも歴史というか味を感じるものがいっぱい。2階部分にあたる、瓦屋根の間の高さの低い壁の部分には、右から書かれた看板や、ちょっとした像が乗っていたりします。

 町屋が並ぶ一画に、御霊神社がありました。小さな神社ですが、ちょっとかわいらしい感じです。

 ほとんどの建物は外から見て歩くだけなのですが、ここ「ならまち格子の家」は内部が見学できます。道に面した部屋は客間でしょうか(違ってたらゴメンね)、ここの襖も鹿の絵でした。間口が狭く奥行きの長い敷地には、明かりとりも兼ねた中庭があります。

 格子は、外からは中が見えないものの、建物の中からは外が見えるという優れもの。室内から見ると、こんな感じになります。ね、すごいでしょ?江戸の人もこんな風景を見ていたのかな?
 奥まで続く細い土間には、竈があります。高い天井は、煙を上ににがす効果があるのでしょうか。煙を抜くことも兼ねたかのようなトップライトが見えるでしょ?


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