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 ■ 興福寺(2004年1月)

 

 県庁前でバスを降りて緑の中をあるくと、ここ興福寺にたどりつきます。興福寺にはいろんな建物がありますが、ここ国宝館にはその名のとおり多くの国宝や重要文化財が収蔵されています。見ごたえがありそうなので今回はパスしましたが、時間があればゆっくり見たいですね。

 奈良のシンボルともいうべき(?)五重塔と東金堂です。シルエットで、ふたつの建物を眺めてみました。

 こちらが東金堂です。1415年に再建された建物だそうですけど、600年近くも経った建物に見えないのは、その真っ白い壁のせいでしょうか。瓦屋根のカーブがいい感じです。

 この五重塔は、日本で2番目に高いものだそうです。しかも高台にあるのですから、その存在感は大きいですよね。

 遠くのほうに小さく見えるのは仮金堂で、手前の広い場所に中金堂がありました。平成12年から解体がはじまり、現在は再建中だそうです。フェンスのすぐ内側には門らしき石の基礎が見えました。工事が終わると、ここに当時の姿が蘇るのでしょうね。楽しみですけど、この広々とした景色が見れるのも今だけなんですよ。

 興福寺の敷地内にある、南円堂です。朱塗りの八角形のお堂は、他の建物と違ってどこか親しみのある感じ。他の建物とは違って、身近に感じられますよ。

 興福寺の横にあった公衆トイレです。入口に柵がついていて、普段は閉まってます。鹿が入って来れないような配慮なんですね。

 興福寺から少し南に進み、猿沢池に出ました。池越しに興福寺を眺める姿は、いかにも奈良という風景なのではないでしょうか。やはり五重塔は目立ちます。

 ほぼ同じ場所を、夜見たものです。ライトアップされた景色は池の水面にも映し出され、幻想的な景色です。どこまでが本当の景色で、どこからが水面なのかわからないくらい、くっきりと映ってますね。
 昔の人はこういう景色を見れなかったのだから、現代の人のほうがちょっとオトクかな?


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