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 ■ 転害門(2004年1月)

 

 大仏池からちょっと北に進んだところにある、転害門です。東大寺創建時の姿をとどめる数少ない建物で、国宝にも指定されています。さすがにここまで来る人はほとんどいないみたい。でも派手さや豪華さこそないものの、いい感じの門だと思いません?
 それにしてもこの門、他の建物とは違い奈良公園内というより街中にあるといった感じ。両側も建物だし、すぐ目の前はバス通りだし…

 転害門のすぐ横にある、鼓坂小学校です。昔からの建物なのか、巨大な瓦葺きの屋根が印象的な建物です。こんな建物で小学生の時代を過ごすのって、コンクリートの校舎で過ごすのとは違った感じなんでしょうね。

 御拜壇と書かれたこの場所、道路のすぐ脇にあったのですが、何のための場所だったのでしょうか。ちょっと気になったもので…

 戒壇院へは、大仏池のほうから向かいました。築地塀の続く階段をのぼるアプローチは、正面にしたくなるような立派な道です。ここでも人はほとんど見かけることがありませんでした。のどかな時間が流れていきます。

 あいにくこの時は、戒壇院の拝観はできませんでした。そとから眺めると、この地区の他の建物ほど大きくはないのですが、どっしりと腰をかまえたような姿が印象的でした。山門も味があって、いい感じです。
 この頃になると、もう空も暗くなりかけています。だんだん寒くなってきたので、バスに乗って奈良の中心部へと向かいました。


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