■ 上野(2003年8月) |
|
やっぱりこの時期の街歩きは暑い(笑) …ということで、アメ横で買い物をしたあと、お約束でお茶してきました。「みはし」という以前から気になっていた甘味処です。頂いたみつ豆は、歯ごたえのある寒天、甘み抑えめうま味十分の豆で、なかなか美味しかったですよ。 |
お茶もしたことだし、そろそろ帰ろうという頃になって、こちらも前から気になっていたお店に寄ってみることにしました。「きつね寿司」という、その名の通りいなり寿司で有名らしいお店です。明治30年創業という古いお店は、建物も昭和4年とかなり古いものです。両隣が工事中だったのが気になるところですが、戦前の建物らしく、かなり味のある雰囲気です。上の方にある看板が「狐」の絵と「鮨」の文字というのも、洒落ッ気があっていいですね |
|
早速お店にはいると、店内にある渋いお品書きに目がいきました。しかし、店内で鮨を食べるという雰囲気はどうしも感じられませんでした(笑) ここでは折り詰めを注文したのですが、つくり置きせず注文を受けてから作ってくれます。かわいい包み紙をひらくと、入れ物のふたもまたいい感じの図柄でした。これを開いて、いよいよいなり寿司にご対面です。若干甘めのいなり寿司は、これぞ東京下町の味という感じ。シャリの中に入ったハス(?)の食感が、全体に軽快感を与えてくれます。なかなか美味しかったですよ〜 |
|