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 ■ 奈良(2004年1月)

 

 もう時間がないので、JR奈良駅に向かって三条通りを歩きます。お店が建ち並ぶ賑やかな道に突然ぽっかりとあいた空間が。真っ直ぐな道が、意外にも建物の裏側に広がっている森のほうへ進んでいます。実はここ開化天皇陵だそうです。古墳、つまり天皇家のお墓です。横に宮内庁の詰所があったことからも、ここが天皇家のお墓だということを物語ってます。それにしても、こんな町中にもこういう歴史が残ってるって、すごいですね。

 駅のすぐ近くには、JAのアンテナショップがあります。ついいろいろ買ってしまったのですが、その中には再びお菓子が(笑)。春日庵の「さつま焼」という、さつま芋の形をした焼き菓子です。中のこしあんは上品な味で、厚みのある皮と非常にあいます。竹串にさした手焼きのため形はまちまち。真ん中には穴が開いてます。でも、おいしいんですよ〜♪

 そうこうしているうちに、奈良駅に戻ってきました。駅周辺は工事中で、使われなくなった古い駅舎は移設保存するそうです。結構立派な駅舎は、やはり駅舎として使うのが価値ある方法だと思うのですが、うまくいかなかったんですかね。。。

 電車のなかで、さっそく「おくた」のみたらし団子を頂きました。本当に甘ったるくなく、いい感じです。高山で食べたお団子のような感じかな?東京では、なんでこういうみたらし団子が食べれないんだろう?

 こちらは平宗の柿の葉ずし。冬場は、8月に塩漬けにした柿の葉を使ってるそうです。説明書きによると、初夏には青葉、秋には鮮やかな紅葉が使われるそうです。季節感があっていいですね。

 くるんでいた柿の葉を開くと、こんな感じ。昔は鯖だけだったそうですが、ここ平宗で商品化される時に、鮭もはじまったそうです。ひと口で食べれる大きさのお寿司は、普通においしいです。そういえば、柿の葉をかじったら、ほのかに塩味だったような。一緒に食べるのは辛いですけどね。

新幹線の中で団子や寿司を食べながら、今回の旅行は終わりました♪


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