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 ■ 真鶴(2006年4月)


 海岸線の道は、やがて港までたどり着きます。道路と海との間にあるこの建物、魚市場「魚座」という施設で、魚市場の機能に加え、新鮮な魚が食べられるレストランなどもある観光施設です。

 1階は市場スペース。この日はお休みでしたが、ここでセリとか行われるんですよね。湯河原とか箱根の旅館で出される「真鶴の海の幸」なんかも、ここで出されているんですよね。きっと。

 2階テラスから見た、真鶴港。大小さまざまな船が停泊してましたよ。

 2階にはレストランの他にミニ水族館…というよりも「いけす」といった感じの水槽が並んでます。美味しそうな魚、泳いでます。

 駐車場の並びには、魚屋さん、寿司、丼など、海の幸を堪能できるお店が並んでます。

 魚屋さんでは、サザエ・アワビ・コトブシ・干物…じゅるってヨダレが出そうな感じ。保冷ケースに入れて買ってる人、多かったです。こういう時、車っていいな〜とつい思ってしまいました。

 道路の横に、崖のほうへ渡る小さな橋がありました。渡ってみましょう。

 奥には、小さな横穴の祠がありました。「ししどの窟(いわや)」と書かれています。別名頼朝観音。1180年に、源頼朝が石橋山の戦いで敗れたあと、この場所にあった岩屋に隠れて難を逃れた、という伝説の場所だそうです。

 同じ場所には「品川台場礎石乃碑」がありました。真鶴は古くから石材の街でもあり、江戸城築城以来の歴史を持っているそうです。お台場の石も、ここから持っていったんでしょうね。



 ししどの窟から少し歩いて見つけました。アヤシイ宗教?と思ったら、海産物やオブジェを売ってる無人販売所のようでした。

 こちらも、唐突に現れたオブジェ。魚が頭を突っ込んでるような作品、SURF90オープンアトリエの参加作品だそうです。細長い部分の先は、はじめからこうだったのでしょうか?それとも壊されたのかな?何にせよ、イベントが終わったあとも、せっかくですから有効に活用してほしいですよね。





[06/04][06/07