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 ■ 浜離宮庭園・汐留(2005年9月)


 海の近くにある樋の口山です。登れるわけではなく、眺めるだけなのですが、なだらかな曲線と松が印象的な小山でした。

 ここが浜離宮庭園のメインになるのかな?潮入の池です。その名の通り、海とつながっていて、海水が入ってきているんですよ。中央にある建物は中島の御茶屋で、庭園美を楽しめるお茶屋です。
 それにしても目立つのは、正面の汐留ビル群。そのなかでも、中心にあるコンラッド。まぁいいんですけどね、なんか守らなきゃいけない景色が失われている気がするんですが。しかもそこにあるのが外資系ホテル。微妙な気分ですね。

 中島にいたカモ。怪我してるみたいで、全然飛ばずに、ひょこひょこ歩いてました。写真撮影大会になってました…

 中島に渡る橋「お伝い橋」です。なんと総桧造りなんだそうです。橋の入り口や途中に、こんな棚があるなんて、ちょっとオシャレですね。

 浜離宮庭園を離れて、汐留方面に歩いてみました。途中にあった駐車場入り口なんですが、ちょっと凝ってるって思いません?

 歩道に、いきなり踏切が。もちろん線路なんてありません。何これ?って思ってたら、汐留にあった貨物駅(今のシオサイトね)と、築地市場を結んでいた線路があって、その記憶を留めるべく、踏切を残しているみたいです。すっごく昔の話のようですが、昭和62年の話なんですって。

 黒川紀章設計の、中銀カプセルタワービルです。細かい説明は省略するとして、1970年初頭に考えられた、近未来の建物のあり方のひとつ。当時のSFっぽさというか、今の時代から見るとどこかノスタルジックな雰囲気があっていいですね。

 中銀カプセルタワーの対面にあるのが、現代において近未来を想起させるシオサイトのビル群。個人的には、こういう街ってどうかな〜という感じです。
 中銀カプセルタワー同様、この景色も30年経つと、ノスタルジックな景色として捉えられるのでしょうか?



 ビル群の足元には、そこに昔あった駅を復元した建物があります。人の気配があまりしないこの建物まわり、どこかさびしいです。そういえば完成当初、ここには有名レストランが入っていたような気がしたのですが、お店なくなったの?単なる改装中だったのかな??






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