■ 千鳥ヶ淵(2002年7月) |
靖国神社を後にすると、今度は千鳥ヶ淵を訪れました。桜の季節以来なのですが、その時と違ってほとんど人がいない、静かな場所でした。夜歩くと、ちょっと恐いかな。 |
千鳥ヶ淵に隣接して、戦没者墓苑があります。この日は千代田区主催の慰霊祭が執り行われていました。会場には厳かな雰囲気が。私が立ち寄る場面ではないですよね。。。 |
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お堀の貸しボートは通常は夕方までなのですが、今日は日没後まで乗れます。先の慰霊祭と連動して千代田区が主催している灯ろう流しに、私も参加することになり、そのためにボートにも乗ることができました。参加できたのは限定70組だったそうです。 日が沈むころの千鳥ヶ淵+高速道路というのも、なかなかいい雰囲気でしたよ。 |
すっかり日が落ちる頃。。。いよいよ行事が始まりました。式典の挨拶が終わると、まずはお堀に用意された「たいまつ」への点灯です。会場でのアナウンスと共に岸から火を持ったボートがやってきて、点火されました。 持ってきた火から出ていた煙がはけると、そこには、たいまつの火が水面にゆらゆらと揺れて映る姿がありました。なかなか幻想的な世界でしたよ。 |
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たいまつへの点灯の次は、仕掛け花火に火が入りました。書いている通りなのですが、来年は江戸城が開城して400年なんですね。何かいろんなイベントがあるのでしょうかね。 |
そして、ひと通りのイベントが終わると、ボートから灯ろうを流しました。写真では少ししかないですけど、沢山のボートから流された灯ろうが、風にのって水面をただよっていきました。淵の周囲には明かりがなく、真っ暗な中でほのかな光が、ゆらぎながら流れていく姿。都心でもこういう光景に巡り会うことが出来るのですね。 |
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