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 ■ 桜木町(2002年3月)

 

 開洋亭の隣に、何やら長い階段が。伊勢山皇大神宮の裏参道だそうです。結構立派な階段だったので、てっきり正面だと思ってしまいました。写真だと判りにくいけど、桜の木も何本かありました。緑の中にポツンと見えるピンクの桜というのも、いい感じです。
 聞いた話によると、この神社も桜の名所らしいです。でも、誰もこの階段を歩いていませんでした。実は期待はずれだったのかと、ちょっとがっかりしてしまいました。

 ところが、階段を上り初めてみると、途中で横にそれる場所がありました。小さな門(?)をくぐると・・・そこには別天地が!
 茶室か何かの前庭のような感じです。人の大きさに程良くマッチした大きさの空間の空を覆うかのように、一面に桜がちりばめられていました。ふと池を覗いてみると、水面に映った桜の姿が。鏡のように穏やかな水面に、覆い被さるように広がっている桜が映し出されていました。水面に落ちている花びらと相まって、不思議な雰囲気の写真になったでしょ?
 ここに、他の人がいることはほとんどありませんでした。だから、独り占めです。みんなこの場所の存在に気づいていなかったのかな?


 この中庭(?)の一角には、水神宮がありました。小さいながらも趣のある空間です。ミニチュア的というか箱庭的というか、小さい中に凝縮された、日本的な神秘的空間ですね。

 ここの手洗いか何かの水を汲んでいる人がいっぱいいました。有名なお水なんでしょうか?看板には「飲料水にはご利用できません」と書かれているのに。
 しかもよく見るとビールの2リットル缶でした。おいおい。


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