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 ■ 西表島(2002年5月)

 最終日。この日は飛行機に乗るため、ダイビングはお休みです。西表島を離れるまでまだ時間があったので、陸地で遊んでみることにしました。今回のもうひとつのメインイベント、カヌーで川を進むものです。詳しくはこちらをご覧下さい。
 カヌーに乗り込んだ船浦湾を渡る道は、海の中をまっすぐ伸びていました。気持ちいいのですけど、橋にしないのって環境破壊!?

 上の道(別名海中道路)の横には、電線が伸びています。電柱は道沿いではなく、なぜか水中に立っていました。電線が海を渡る姿って、なんか不思議だと思いません?

 あまりメジャーではない、大見謝ロードパークに足を伸ばしました。カヌー遊びが終わってまだ時間があったので、連れてきてもらったのです♪
 小さな川があるのですが、岩をくり抜いて流れている姿は、力強いものがありますね。所々に見える丸い穴は、小石がくるくる回って少しずつ削ったものだそうです。自然の力ってすごい!!

 川の流れは、この場所から海になります。この微妙な段差の部分が、川と海との境目だそうです。写真右側が海で、左側が川です。川の水は、しょっぱさが全然ありませんでした。このようにはっきりと海・川が分かれている所って、そう滅多にはないですよね。
 その昔、鳩間島に水道が引かれる前、水不足になると西表島まで真水を取りに来たそうです。その時来たのがこの場所で、右側の海の部分に船を止めたまま、左側の川の真水を汲んだそうです。

 こちらは川から海を眺めた様子です。岩場からそのまま海に流れ出ている様子がわかるでしょうか?

 海に面した部分に、マングローブの林がありました。先ほどこの部分は海だと書きましたけど、真水が混じる部分なんですね。それにしても、海から木が生えている様子って、ちょっと不思議ですね。
 ちなみに、遠くに見える島影は鳩間島です。

 西表島といえば「イリオモテヤマネコ」を連想しがちですけど、なかなか見ることは出来ないんですよ。道路沿いには所々にこのような看板が立っています。実はこれ、実際に目撃された場所に設置されているそうです。この看板のある所にいたら、いつかは見れる・・・のかな?


旅行記] [鳩間島] [ピナイサーラの滝