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 ■ 西表島(2002年5月)

 石垣からの船は、西表島の船浦という港に到着しました。お迎えの車にのると、ほんの数分で宿へ到着しました。今回宿泊するのは、前回と同じ「いるもて荘YH」です。南国らしい雰囲気につつまれた宿で、ダイビングサービスも併設しているので非常に便利なところです。

 建物の正面には、ひろ〜い芝生が。遠くに海、そして鳩間島までが見通せて、とっても気持ちいいです。ここでのんびり過ごすだけでも、価値はあるかもしれませんね。強いていえば、昼間は暑いので、木陰で休まざるを得ないことでしょうか。
 これまでは移動で結構ばたばたしていましたが、この広々とした芝生を見ると、一気にのんびりモードに突入ですね。

 建物の入口には、シーサーがいました。明るい日差しのもと、こうして見ると結構りりしい姿をしていますね。

 今回ちょっと残念だったのは、怪我をしてしまった人がいたということ。島に2カ所しかない診療所まで出かけることになってしまいました。島の診療所の隣には先生の家があって、常に待機状態でもあるんですね。診療所がお休みの日でも診ていただいたらしいです。

 太陽が沈もうとする頃、空は不思議な世界へと変化していきます。キリスト教とかの宗教画のバックに出てきそうな雲の色・形が妙に印象的でした。でも、こういう景色は一瞬の出来事なんですよね。しかも夕食の時間と重なっていたりして。空は見ていたいけど、お腹は空いているんですよね。どっちをとるか、究極の選択!?

 完全に日が沈む直前、椰子の木がシルエットで浮かんできました。この写真だとわかりにくいのですけど、葉っぱの隙間から金星の明るい光が見えました。泊まっていた部屋からこんな景色が見えるなんて、ちょっとゼイタク?

 夜があけて朝になると・・・あの芝生をアヒルが歩いていました。ここで飼っているみたいなんですけど、人が近づくと鳴き声が変わって、なんか警戒しているみたいでした。ちょっと面白かったです。まるで合図をしているかのように、3羽は一緒に動いていたんですよ。

 雨上がりのとある日、目の前の道はまぶしかったです。葉っぱについた雫に太陽の光があたって、幻想的な世界でした。雨上がりって空気もキレイになっているから、気持ちいいですよね。

 この日は宿泊客が多いとのことで、庭でBBQをやってくれました。滅多にしないらしくて、この場に出くわしたのはラッキーですね。外で食べる食事は格別のものがあります。しかもそれが、椰子の木がある芝生の上という、最高のシチュエーションですからね。
 もちろん、ビールはどんどん進んでしまいました

それでは宿のお話はこの程度にして、そろそろ海や島のお話などしてみましょう。


旅行記] [鳩間島] [ピナイサーラの滝