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 ■ 蓼科(2011年07月)


 版画がいっぱい飾ってあって、廊下にもほら!

 白樺の森を見たところ。見ただけでも涼しそうでしょ。標高1700mということで、暑い下界とは違い、涼しくて気持ちいいです。

 お風呂は3種類あって、こちらは普通のお風呂。頭や身体を、シャンプーや石鹸で洗える唯一の浴室。真水です。でも景色いいよね。

 いよいよ温泉エリアへ。ここには少名昆古那神が祀られています。ここの薬湯を発見して人々に教えたという言い伝えがあるとか。温泉って大切にされていますよね。

 1000年の歴史をもつ信玄の薬湯というこの温泉、pH2.92の強酸性で、成分は硫黄・みょうばん・炭酸など。真っ白の浴槽には沈着した成分がいっぱい。とっても濃いです。
 ちょっと面白いのが、源泉かけ流しの浴槽の温度は20度以下。写真にある、温泉が注がれてるのがその浴槽。マジ冷たいです。もうひとつの、40度程度に温めたお湯と交互に入ると、ものすごく身体があたたまる!むっちゃ気持ちいい!浴槽の深さが90cmもあり、長湯しにくいようになってます。宿からも、成分が濃いから15分以上は入らないように、だって。たしかに、肌がぬるっとします。

 浴室はもうひとつ、「信玄の薬湯」です。

 こちらは完全に内湯ですが、成分はさきほどと同じ温泉。奥が温めた浴槽で、手前が冷たい浴槽です。冷たい浴槽には、勢いよくお湯が注がれてます。あたりまえですが、こちらの湯船(?)につかるのも大変!
 先ほどとは違って、こちらは木のぬくもり溢れる浴室です。

 こちらは「名湯」認定証。「秘湯 名湯保存協会」が認定したもので、純粋な掛け流しであったり、歴史的意義があったり、昔の姿を残し自然と一体化している等が特に評価されているそうで。まさにその通りです。

 お風呂からあがり、部屋に戻ります。部屋の浴室のドア、ガラスがレトロで味わい深いです。

 そして客室の浴槽。今は使っていないようですが。。。こんなレトロな浴槽、すごい!