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 ■ 島原(2010年5月)


 もう少し、山のほうにやってきました。ここは大野木場小学校があったところ。火砕流に巻き込まれた様子です。

 そして、今の小学校跡。こちらもその恐ろしさを記憶にとどめるべく、こうして整備されています。体育館は崩壊する可能性があったため、撤去されたとか。

 建物の中も、外から見ることができます。理科の実験室か調理室か、配管がそのまま焼けただれて残っているのが印象的。

 そして小学校跡の隣には、大野木場砂防みらい館という建物があります。正式名称は大野木場砂防監視所。つまり、今でも現役で監視している、生きている施設なんですね。

 3階にある展望台。ここから普賢岳、水無川の様子、今でも砂防工事をしている様子が見えます。ちなみに4階は、一般の人が入れない監視施設で、今でも動きのある溶岩ドームの様子を監視しています。

 こちらが、その水無川の様子。一面モノトーンの景色が広がる光景は、かなり迫力です。しかもこれが過去の問題ではなく、今でも常に危険性があるというのがすごいです。
 後ろの山は、普賢岳。今でも溶岩ドームに動きがあるとのことですが…

 望遠鏡で見ると、わかりますか?頂上のV字型の間から、煙が出ています。生で活きている溶岩ドームを見る迫力はすごいです。