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 ■ 門司港(2006年9月)


 和布刈神社のすぐ近くで見かけた無骨な建物、何だと思います?実はこれ、関門トンネル人道の入口なんです。昭和33年に開通したこのトンネル、世界初の海底トンネルなんですよ。そしてそして、なんと、車だけでなく歩いて山口県側に行けるんだそうです。早速行ってみましょう。

 トンネルの入口は、このエレベーター。ここから一気に(といっても40秒かけて)地下60.1mの人用トンネルまで下降していきます。

 扱いとしては「道路」なのですが、一応「営業時間」なるものがあるようです。人は無料で通行できますが、自転車は片道20円取られるそうで。

 こちらがトンネルの構造。1本の大きなトンネルの上2/3が車用のトンネル、下1/3が今回歩く人用のトンネルです。効率的に、立体的に使われてるんですね。

 地下60mまで降りました。こちらがトンネル下部の、人用の部分です。ずーっと下り坂が続いていますが、トンネル中央では平坦になって、やがて下関側に行くにしたがい再び上り坂になります。排水の関係?地形の関係?トンネルの長さは780m、歩いて約13分の距離です。自転車に乗って、さーっと進みたい気分ですが、ここは押して歩きましょう。

 トンネルを進むと…ほぼ中間地点でしょうか。県境が現れました。この線を越えると、いよいよ山口県、本州へと上陸です。この場所が、先ほど見た海の下だと思うと、ちょっと不思議な感じです。