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 ■ 門司港(2006年9月)


 関門橋のたもとには、和布刈神社があります。壇之浦の合戦前夜、平家一門が戦勝を祈願し、原文を奉上したと言われているそうです。早速境内に入ってみましょう。

 関門橋に面した鳥居。この対比が、何気に面白かったりします。鳥居の先の階段は…

 階段の先は、こんな感じ。そのまま海へと続いていました。灯篭なんて、海の中ですよ。
 この神社には古くから和布刈神事が伝えられています。毎年旧暦大晦日の深夜から元旦にかけての干潮時、三人の神職が松明、手桶、鎌を持って海に入り、わかめを刈り採って、神前に供えるものです。わかめって、漢字で和布って書くんですよね。「和布を刈る」で和布刈(めかり)なんですね。知らなかった!

 こちらが和布刈神社の本殿。意外と小さい気もしますが、これだけ海のすぐ近くにある社ですから、むしろ立派と言うべきでしょうね。

 ふと海を振り返ると…大型タンカーと貨物船が、橋の下で交差するところでした。これだけ狭いところで、これだけ大きな船が交差するなんて、異常ですよね。交通の要所と言われるのも頷けます。