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門司港
(2006年9月)
続いては、門司港駅前にある「門司郵船ビル」。昭和2年に建てられたものだそうで、シンプルかつ実用的ではありますけど、結構いい感じのフォルムの事務所ビルです。当初は門司港に入出港する客船の乗降手続きのための事務所として建てられたそうです。当時としては最新鋭の設備を持つ建物だったそうで、駅周辺は相当賑わっていたんでしょうね。
門司郵船ビルの横の道の様子です。ちょっと年代かかった、カラフルな建物が並んでいます。なんか業務系の港湾地区にいるって感じしますよね。ちなみに正面に見えるのは、宿泊した門司港ホテル。こうしてみると、周囲の景観に、見事に溶け込んでいますよね。
こちらは、今は使われていないのかな?JR九州の事務所ビルです。元は昭和12年に三井物産門司支社として建てられたものだそうです。戦前ですよね?そんな時期に、こんな大きな建物が建てられたんですね。帝国時代は大陸貿易の最前線ということもあってか、そうとう業務量もあったのでしょうね。
そして、その社交場としてつくられたのが、旧門司三井倶楽部です。国の重要文化財でもあるこの建物、大正10年に建てられたもので、当時は山の手にあったそうです。現在の場所は、近年移築されたということだそうですが、山にあるのと今の場所じゃ、建物の雰囲気も全く違っているのでしょうね。ちなみに、山の手時代には、あのアインシュタイン夫妻も宿泊したそうですよ。
それにしても…表は完全に洋館なのですが、裏手には和風建築があって、一体となっているのが面白いですね。
旧門司三井倶楽部の裏手の道の様子です。正面右手に見えるのが門司港ホテルで、写真右側には第一船だまりがあります。
このあたりの海岸は、こんな風に散策できるプロムナードとして整備されています。