■ 御供所(2002年12月) |
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大博通りから一歩入ったところにある寺町の、ほぼ中心にあるのがこの聖福寺です。一歩裏にあるせいかあまりパッとしないのですが、なんと1195年に創建された日本最初の禅寺だそうです。 細い路地には長い塀で面していて、実は結構存在感があったりしました。この場所で見る山笠(追い山)が一番迫力あって、いいんですよ。 |
一歩境内に入ると、外から見た雰囲気とは違ってかなり広いと感じました。それでも昔はもっと広かったらしく、当時の1/4の広さしかないそうです。さらに、このお寺を開いた栄西禅師はここに茶種をまいて、ここから宇治など各地へ広がっていったそうです。 いろいろと由緒正しい場所のようですけど、人気のない広い境内をのんびり過ごすのは本当に気持ちよかったです。 |
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境内の真ん中には、池と立派な山門があります。最初目に飛び込んできた時には、心の中であっと言ってしまいました。後鳥羽上皇から賜れた「扶桑最初禅窟」の勅額が、今もこの山門楼上にあるそうです。よくわからんけど、見てみたいなー |
道路と隔てている塀をよく見てみると、実は土塀だったんですね。しかも最近よくあるコンクリートで出来た「土塀風」ではなく、本当に土で出来た塀です。削ったら簡単に崩れそうな雰囲気なのですが、本当のところはどうなんでしょう? ところどころ崩れかかっていたのが気になったのですが・・・ |
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境内に続く壁です。こちらは土塀ではないようでした。結構低い塀なのですが、視線は塞ぐ程度の高さがあります。高すぎて空を遮ることもない、微妙な高さがいい感じです。 |