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 ■ 直島(2005年11月)


 ベネッセハウスには、美術館として公開されている本館のほかに、宿泊専用のアネックス棟があります。本館との間は、こんなモノレール?で移動します。

 モノレールで上にあがると、いよいよアネックス棟に到着。乗り場から建物までのアプローチは、両側が池になっている通路を通り抜けます。ここからも海が見えるんですよ。

 その通路と池を、外から眺めるとこんな感じ。奥の壁の向こうにモノレール乗り場があり、手前のコンクリートの壁が宿泊棟です。池には大きな滝があって、水面には小さな段差が続いてます。
 言葉ではうまく言えないんですけど、空間構成がすっごくステキでした。

 
 通路を抜けると、楕円形に大きく開かれた空間に出ます。色の濃い細長い長方形は、客室の扉です。中心の池は絶えず水が流れていて、周囲の通路との間に流れ落ちています。水の音が聞こえるだけの空間、閉じられているはずなのに、不思議と開放感があります。
 このホテル、日本では知る人ぞしるといった感じですが、海外でも非常に高く評価されているようです。直島は、イギリスの旅行誌「トラベラー」にも、これから行ってみたい世界のベスト7にパリやベルリン、デュバイに並んで直島が選ばれたらしいですしね。

 アネックス棟を上から見るとこんな感じ。楕円形の中庭を囲んでいるのがよくわかるでしょ?時間帯によると、影の形が円になるらしいですよ。