トップページ街でおさんぽ>大塚

 ■ 大塚(2007年5月)


 お腹もいっぱいになったところで、またちょっと歩いてみましょうか。こちらは都電荒川線の大塚駅前駅。自分も駅なのに「駅前」とつけるところが不思議です。こんな感じで山手線の真下にあるので、乗り換えは楽です。この駅が、実質大塚駅の南北を抜ける自由通路の役割を果たしています。

 こちらは、JR線の「大塚架道橋」。明治35年に造られたこの煉瓦造りの橋桁は、今でも現役です。きちんと清掃されているのか、煉瓦の状態はいいように見えます。本当に当時のものなの?って疑ってしまいますが…

 大塚駅の南口、ロータリーの反対側にある商店街の入口です。「さんもーる大塚」と書かれていますが…これ、神社の鳥居の形ですよね?確かにこの先に神社があるのですが…鳥居と商店街の案内板と、兼ねてもいいんですか?

 賑わっている商店街を抜けると、やがて天祖神社にたどり着きます。ちょっとのぞいてみましょうか。

 出迎えてくれた狛犬は…子犬にお乳を飲ませているもの。ちょっと変わってます。縁結びの神様とのことですが、ご神体との関わりも何かあるのかな?

 こちらが本殿。こうして見ると、都心にある小さな神社に見えないでしょ?商店街はすごく賑やかだったのに、ここ境内はすごく静か。やはり聖域なんですね。

 境内には夫婦公孫樹(めをといちよう)があります。縁結びいちょうとも呼ばれているそうで、樹齢約600年。雄雌一対の大公孫樹はこの神社だけなんだそうです。この樹があるから、縁結びの神様って言われているんでしょうかね?

 うち1本を見上げたところ。五月ということで、鮮やかな新緑が美しいです。東京大空襲で被災しても、ちゃんと生き続けてきた大切なこの樹。いつまでも元気な姿を見せてほしいですね。