■ 三ノ輪(2007年4月) |
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ジョイフル三ノ輪にはお店がいっぱい。ここ「松楽」という中華屋さんも、そんな一軒。ここも美味しいそうですよ。 |
商店街から一歩離れたところに、総合スポーツセンターがあります。結構広い敷地ですよ。 |
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「井上省三君碑」と書かれた碑が、総合スポーツセンターの一画にありました。このスポーツセンターと、北に隣接する荒川工業高校などの敷地は、明治12年に造られた「千住製絨所」が戦前まであったところだそうです。で、井上省三さんとは、その千住製絨所の初代所長。その功績を伝えるための碑だそうです。ちなみに、ここ千住製絨所では、軍服用の生地「ラシャ布」が作られていたそうです。 |
こちらは、荒川工業高校の脇にある煉瓦塀。千住製絨所は、赤煉瓦の建物・塀を持つ洋風のものだったそうで、今ではこの煉瓦塀にその面影を残すのみとなっています。黒い部分はひび割れを補強するボルトで、当時のままの煉瓦塀は、何箇所も補強されています。 |
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煉瓦の隙間から、1本の草が生えていました。年月を重ねてきた煉瓦の色と、新緑の緑のコントラストが美しいです。でもこうした草って、塀の保存にはよくないんでしょうね。 |
こちらは「青木屋」さん。ラードで揚げられた手作りのコロッケがコッペパンに挟まった「ジャンボコロッケパン」なるものが美味しいそうですが、この日(日曜日)はお休みでした。ちょっと残念なり。 |
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続いて訪れたのは、円通寺というお寺。お寺っぽくない、近未来的な建物です。一応、正面中央に大観音像があることから、これがお寺と判断できますが…なかったら、何の建物かわかりませんよね。 |
円通寺の境内には、このような黒門がありました。これはかつて上野の寛永寺にあったもので、幕末の上野戦争で放置されていた彰義隊の遺体を火葬し葬った縁で、明治40年に帝国博物館より下賜されたものだそうです。上野公園に行った際にも感じたことですが、幕末の激動の中における上野の山は、ものすごいものだったのでしょうね。 |
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