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 ■ 両国(2006年6月)


 続いて立ち寄ったのは、倉庫をリノベーションした「北斎茶房」という和カフェ。この日は暑かったですからね。早速入りましょう。

 店内は和の雰囲気たっぷりの空間。倉庫を改装したということで、高い天井が気持ちいい空間をつくっています。奥のほうにはちょっとした小上がりもあったりして、新しいわりにはどことなく落ち着く空間です。
 最近、日本というか「和」が見直されてきてますよね。カフェでもそう、和のテイストを取り入れたものが増えているような気がします。日本人がアイデンティティを感じるようになったのか、それとも自分が歳を重ねただけなのか…

 腰をおろしてひと休みすると、他の参加者ともおしゃべり。考えたら、ここまで一気に歩いてましたね。



 いただいたのは「茶房特製あんみつ」。丹波大納言の中でも最高級の春日のつぶあん、寒天、ギュウヒ、白玉、すいか・パイン、京きなこ、バニラ・抹茶アイス、もなか皮…贅沢な甘味です。もちろん、美味しかったですよ。また食べたいって思うくらい♪

 北斎茶房でひと休みしたら、大横川親水公園を歩きます。錦糸町と両国の境目…といってもほとんど錦糸町ですね。同じ大横川でも、江東区ではまだ運河のままですが、ここ墨田区では埋め立てられて公園になっています。南北に流れる川なのになんで横?って感じですが、江戸城から見て横に流れているから、なんですってね。

 この公園にあった公衆トイレですが…なかなか派手なトイレです。いやいや、ここまでしなくっても…

 北斎通り近くは単なる広場だった公園ですが、すこし北に進むと川が現れました。昔の運河とはほど遠いのでしょうけど、安心して楽しめる川がここにはあります。「親水公園」の名にふさわしい川ですね。

 この川沿いにも、アジサイが咲いていました。人工的に造られた公園なのですが、こうして歩いていると、昔から流れているみたいな気がして、面白いですね。

 ときおり横切る道路の下をくぐるとき、今歩いているところが元々川だったことを思い起こさせます。基本的には新しい鉄製の橋なのですが、一部このような石造りの部分も残っていました。