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 ■ 両国(2006年6月)


 親水公園から離れて訪れたのは、ここ妙見寺。小さいながらも立派な山門が印象的です。

 山門をくぐるとすぐ右手に本堂があります。お寺の由来、聞きそびれてしまったのですけど、境内に摂州能勢妙見本山の案内が書かれていたので、何か関係があるのでしょうね。

 ここ妙見寺の境内にも、勝海舟の像がありました。子供時代に病にかかったとき、父親が回復祈願をしたことから、勝海舟ゆかりの地になったそうです。

 妙見寺から少し行ったところ、鈴木興産という会社の倉庫街がありますが…別名「すみだパークスタジオ」。劇団の稽古場として、使っていない倉庫を開放している、とのことです。早速入ってみましょう。

 倉庫という独特の空間。森下のベニサン・ピットもそうでしたけど、こういう雰囲気ってどことなく前衛的というか反体制というか、演劇人の感性をくすぐったりするものなのでしょうか??

 今回は、この倉庫で行われた「すみだ写真博覧会(Tokyo East Perspective)」を見てきました。こちらもアサヒ・アート・フェスティバルの活動のひとつなのですが、墨田区を中心とした地域の、いろんな時代の、いろんな人の瞬間を切り取った写真を見てきましたよ。倉庫という展示空間とあいまって、なかなか面白い企画でした。

 すみだパークスタジオを離れると、業平橋駅まで一気に抜けました。ホームを抜ける風が気持ちいいです。この広場の向こうに、新東京タワーが出来るんですね。

 今回のツアーは、一応これでおしまい。普段勝手に歩いているお散歩とは違った視点の街歩きって、結構楽しいもんですね。いくつかのハプニング(?)もあったけど、そんなの気にならないくらい楽しかったです。ボランティアでガイドをしていただいた方には感謝感謝です!

 続いて、業平橋駅から曳舟駅に移動してもうひとつのツアーに参加。本所ツアー参加の10人中6人が次まで参加、しかもガイドをされていた方も案内してもらう側として参加する、とのこと。本来は別のツアーなのですが、第2部といった感じになりそうですね。