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 ■ 幸手(2006年4月)


 この光景、見たことある人も多いのではないでしょうか。約1kmに渡って続く桜並木と菜の花のコントラストが、鮮やかでした。この景色、とにかく圧巻です。

 堤の部分は、こ〜んな感じで桜並木のトンネルが続いています。どこまでも続くトンネルを歩くのって、ほんと気持ちいいです。
 ちなみにこの桜、北野武監督の「dolls」という映画の撮影にも使われたそうですよ。

 堤には、いろんな記念碑がいっぱい建っています。ま、それほど由緒ある、いろんないわれのある、昔からの堤だということなんですよね。
 ちなみにこちらは「権現堂川用水記念碑」。あら、権現堂っていうお堂があるわけじゃなくって、川の名前だったんですね。今はこの権現堂川、廃川となってしまったそうです。

 こちらは「順礼の碑」。いろんないわれがあるらしいですけど、土手が決壊したことに対して、人身御供となった順礼親子を供養する碑だそうです。
 人身御供なんて考え方、今の時代ではあり得ないと思うのですが、歴史の中にはそういう時代もあったんですね。

 用水路へ続く水門でしょうか、堤の桜がきれる場所が1ヶ所ありました。石造りの水門っぽい施設、なかなか味があっていいのですが、その下を流れる水がちょっと汚かったです…

 桜の堤のメインからちょっと外れたところには、こんな茶屋が出てました。どう見ても仮設ではない立派な小屋ですが…この時期だけ営業しているのでしょうか?

 こちらは「防水記念碑」…記念碑多すぎて、よくわからなくなってきました…

 堤の一番はじっこにあったのが「行幸堤之碑」。明治天皇がこの地を訪れたとき、新しい堤を造ろうとした人々の労をねぎらわれたそうです。でもって、名付けられた堤の名前が「行幸堤」。
 この堤の上には、いろんな記念碑がありました。

 最後に、堤の上から菜の花を見た景色を1枚。淡いピンクと鮮やかな黄色のコントラストがきれいでした。
 昔は流れていた権現堂川ですが、今はすぐ横を中川が流れています。ちょっと行ってみましょうか。