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 ■ 千葉(2003年12月)



 街を歩いていてみかけた、とある古いお店です。ゴルフクラブを売っているお店のようですが、2階にある看板に目をやると、肴処と書いています。この看板を残しているのには、何かがあるのでしょうか?

 県庁まで足を運んでみました。壁のようにそびえる建物に囲まれるかのように、ひっそりとした公園がありました。風の吹く冬の休日だったせいもあるのでしょうけど、少々淋しい雰囲気が漂ってます。平日だと、もう少し賑わっているのかな?

 そんな公園の一画に、羽衣の松と書かれた松の木がありました。説明書きによると、その昔非常に美しい天女が舞い降りた時この松に羽衣をかけており、時の城主はこの天女を自分の妻にしたいと思って、かけてあった羽衣を隠したそうです。天に帰れなくなった天女はその城主と結婚して、立派な男の子を産んだそうです。
 …なんか、いい話には聞こえないんですけど…

 県庁のすぐ近くの、家の間の細い路地を入っていったところに教会がありました。千葉教会という名のこの教会、木造の古い建物でなかなか味があるな〜っと思っていたら、なんと1895年に建てられた建物なんだそうです。木造で、これだけ長い間使われているなんて、本当に大切にされてきた場所なんでしょうね。

 千葉教会のすぐ裏手には、ちょっとした丘が見えます。実はここ、千葉城の跡だそうです。イチョウの葉は既に落ち始めていますが、城跡へ続く道はいい感じでした。

 道が行き止まりになったら、ちょっとした階段を上ります。それほど高くはない頂上へ登ると、そこには小さなお茶屋さんが。お年寄りには親切かな?それほど広くなく、それほど人も多くない場所でしたが、それでもこういうお茶屋さんがあるって、嬉しいですよね。