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 ■ 大山(2003年11月)



 ケーブルカーの終点、下社駅です。崖の上にあるのか、まるで空中に浮いているかのような雰囲気です。ちょっと恐いっ

 駅を降りると、そのまま阿夫利神社下社の境内に入るような感じです。ものすごい人出にちょっとビックリしてしまいました。
 食堂などが建ち並ぶエリアを過ぎて、妙に真新しい階段を上っていきます。結構登るのかなという雰囲気に見えて一瞬身構えたのですけど、それほどでもなかったのでちょっと一安心。

 階段を上りきったところに、ちょっとした広場とそれに面して立ち並ぶお堂があります。背後に山を控えた姿は、ここが山岳信仰の神社という雰囲気を漂わせています。

 片方の扉だけが開いている登拝門です。神体山として崇められていた大山は、その昔一定の期間だけこの門が開かれ、それ以外の登拝は禁止されていたそうです。その後いろんな登山道が整備され庶民の山となった現在、年間を通じて門は開かれるようになったそうです。ただ、往時をしのびつつ登拝門の意味も含めて、1枚の扉を閉じた片開きとしているそうです。説明書きには、そんなことが書かれていました。
 門をくぐると、急な階段が待ち構えています。昔の人は、ここから山を登ったんですね。この急傾斜を見て、私は引き返してしまいましたが・・・

 本堂の横のほんの小さな狭い空間ですが、紅葉がいい感じだったので、ちょっと足を止めてしまいました。みんな通り過ぎていましたが。。。

 本堂周辺を離れて元の階段に戻ると、手摺にはカエルが。下には「無事かえる」の言葉が。お約束の駄洒落ですね