■ 王子(2003年6月) |
京浜東北線と南北線の交わる駅で、区役所や文化施設もある王子。駅周辺は開発されてビルばっかりと思いきや、駅のすぐ近くにはこんな風景も残されています。線路と飛鳥山公園の狭いエリアの細長くのびているこの飲み屋街。戦後まもなくの様子を今でもとどめているといった感じでしょうか(本当かどうかは知りませんけど)。夜はいい感じの飲み屋さんなんでしょうね。 |
|
桜で有名な飛鳥山公園ですが、実は都内でも有数な紫陽花の名所でもあります。線路沿いに広がるエリアが見所なので、気づかれている人も多いでしょう。公園のいわば裏側ともいえるこの場所。普段は人の姿もあまり見かけないような雰囲気ですが、この季節だけは違って結構人の姿が見えました。でも鎌倉のように有名でないせいか混んでいるという程でもなく、のんびり紫陽花鑑賞ができましたよ。一面に広がる花の香りは、紫陽花ってこんな香りがするんだと再認識させられました。 |
|
|
丘の上にのぼると、飛鳥山公園の中心に出ます。この公園内には、渋沢史料館や紙の博物館といった施設までもがあります。春先には一面うすいピンク色に染まるこの公園も、夏を目前に控えたこの季節は、新緑に包まれています。暑さもだいぶ厳しくなりつつあるこの日は、公園内の水場で遊んでいる子供たちがいっぱいいました。同じように遊べない私は、ちょっと羨ましかった。。。 |
東京にもまだ路面電車が走っているって、ご存じですか?ひとつは世田谷区を走っている東急世田谷線。そしてもうひとつが、都電荒川線です。路面電車といっても普通の電車のように線路があることが多いのですが、この場所だけは路面電車らしく、車と同じ道路を走っています。道幅が広いだけあって江ノ電のようなスリルは感じませんけど、それでも知らない人がいきなりここにくると、ちょっと驚くのではないでしょうか。 道路から離れた線路は、一直線に向かっていました。これも、見ていて気持ちいい光景かも。 |
|