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 ■ 赤羽岩淵(2003年4月)



 同じ4月ではありますが、時期をずらして再び訪れてみました。荒川と隅田川はこの岩淵水門で分かれています。実は今の隅田川こそが元々は荒川で、現在の荒川は昭和5年に完成した放水路なんです。そして、洪水が隅田川に流れ込まないように作ったのが、写真上の旧岩淵水門(赤水門)です。その後河川改修が進み、より大きな洪水に対応した写真下の水門が赤水門より下流に作られました。
 水門の周辺は草地が広がり、へんな騒音もなくのんびりした場所です。お昼寝している人が、いっぱいいましたよ。赤と青の水門が並んでいるのも、面白いですね。

 赤水門を渡ると、小さな島になっています。島の中央には「農民魂は先ず草刈から」と書かれた碑がありました。何かと思えば、全日本草刈選手権大会なるものが昔ここで開催され、その草刈魂を示すために建てられたそうです。4万人の選手が鎌を競う姿・・・今でもあったら、すごい名物になりそうですね。


 荒川と新河岸川の間にあるのが、この知水資料館です。荒川のことがいろいろわかる資料館だそうです。

 私が驚いたのは、その資料館の横にある住宅です。国土交通省職員の官舎らしいのですが、川の中州にあるんですよ。なにもこんな場所につくらなくても・・・


 この河原は、とにかく広くてのんびりした場所です。うまく写真で伝えられないのが残念ですが、時間の流れるスピードがゆっくりしています。ぽかぽかした陽気に、川を吹き抜けるやさしい風。気持ちよかったよ〜


03/04][小山酒造(04/04)