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 ■ 佐賀町---食糧ビル(2002年11月)



 食糧ビルも、そんな古くからある建物のひとつです。この建物が消えるということは、昭和のはじめの記憶がまたひとつ消えることでもあるのでしょうね。道路から見るとただの(と言っても見応えのある)建物ですけど、2カ所ある通路を抜けると中庭に出ます。建物はこの中庭を囲むように建っていて、その昔はここで米の取引が行われていたこともあったそうです。
 そんな建物も、最近は現代美術の発信の場として注目を浴びていました。最後となる今回は奈良美智、森村泰昌、村上隆などの様々な作家が参加しました。作品もみたいし建物もみたいし。。。それにしても、ものすごい人出です。人の少ない、静かな雰囲気の写真を撮るのが大変でしたよ。


食糧ビル全景
右の写真は正面入口


通路から中庭をのぞむ
     


中庭を見上げる


周囲をめぐる回廊


テラスがある
     


床に埋め込まれたガラスブロック


地下室にあった表示