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 ■ 佐賀町---食糧ビル(2002年11月)



 建物の内部も意匠のこらしたつくりです。細部にわたる装飾などのこだわり、窓や回廊そして外壁などに見られる曲線は、建物全体の雰囲気を醸し出しています。単なる事務所としてはここまでやる必要はなかったはず。やはりお米を扱っていたということもあって、それなりの権威があったのでしょうね。
 何カ所かある階段の天井の一部、事務室の入口、地下室などはみな高さが低くなっていました。中段左の写真を見ると、人の背丈に対してドアの高さが低いことがわかると思います。日本人の体格は、確実に立派になっているようですね。


事務室


米を扱っていた


金庫も時代を物語る
     


廊下 扉が小さい


廊下の窓越しの中庭


階段
     


特徴的な稲の模様


階段室の壁はスタッコ仕上


階段入口もアーチ