■ 桜木町(2002年3月) |
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伊勢山皇大神宮からは「桜木町駅はこちら」の看板の通りに歩きました。珍しく、どこを歩いているのかよく判らなくなっていると、この延命院にたどり着きました。崖の上にあるのが本殿です。ここからの景色は・・・建物がいっぱいある現在と違って、はるか昔は横浜港を見渡す、すばらしい景色だったのでしょうね。 |
今回のお散歩では、このお寺の上から下に歩いてきました。この途中は、荒々しい岩の中を降りていきます。途中には、様々な石像が。大きさはそれほどでもないのですが、迫力ある雰囲気です。鬼押し出しや三原山(伊豆大島)を歩いているような感じと言ったら、大袈裟かな? |
お寺の一角には海員追悼の碑がありました。明治36年に出来たこの碑は、日本中の船員に呼びかけて、所得の100分の1づつを拠出して積み立てたもので作られたそうです。石造りのこの碑はこの高台から、当時はもっと近かった海を何十年も見つめていたのですね。 |
桜木町駅と紅葉坂の間くらいに、紅葉坂に出来たガス灯を記念して建てられたものがあります。せっかくだから、紅葉坂に作ればよかったのにね。 明治3年にこの地に開業したガス会社がつくったもので、日本のガス事業発祥の地でもあるそうです。ちなみにこの会社、後に横浜市瓦斯局となり、昭和19年に東京ガス(株)になったそうです。 |