トップページ海でおさんぽ>ラパス

 ■ ラパス(2002年11月)

 

 長時間のフライトを終えると、いよいよロス到着です。入国の手続きを終えると、ロストバゲージを防ぐために「All Connecting Flight」の表示がある方へは進まず、一度外に出た後、次に乗るアエロカリフォルニア航空のチェックインを済ませてから荷物を預けなおしました。この日はハロウィンのためか(写真には写っていませんが)カウンターの中の人も様々な恰好をしていたんですよ。真っ白な顔をした人がいたりしてちょっとアヤシかったけど、こういうフランクな面って楽しいですよね。

 空港でお昼を食べ、ソファで仮眠したあとで搭乗待合室へ移動しました。まだ時間があるのでのんびり外を眺めていると、面白い塗装の飛行機が止まっていました。アラスカ航空だそうです。

それにしても、この人誰?

 これがラパスまで行く飛行機です。メキシコ国内のローカル線の役割もあるのか、ロスからは3カ所の空港を回る便です。目指すラパスは2番目です。
 遅れることで有名な航空会社らしいのですが、人数が揃った時点でとっとと出発してしまいました。この時、定刻のまだ10分前です。時間にアバウトという面ではウワサ通りですね。

 飛行機の中には日本人の姿はさすがに少なく、いかにもメキシコな雰囲気の人が沢山いました。ほとんど満席です。しかも機内の様子は国際線というよりもメキシコ国内線という雰囲気。さすがにここまで来ると外国にきたような感じがします。機内放送もスペイン語だし、英語の放送はムチャクチャ早口だし、しかもスペイン語だと思ったらいつの間にか英語になってるし・・・
 客室乗務員がとても美人だったのが印象的です♪

 ロスを出発した飛行機は約2時間後に最初の寄港地ロレートにたどり着きました。ここからはメキシコ国内線扱いとなるのでしょう、一旦飛行機から全員降りて、入国手続きが行われます。
 滑走路の脇を歩いて建物の中に入るとパスポートをチェックされた後、そのままUターンして外に出ます。次の空港へ向かう人全員が揃った時点で再び飛行機に戻り、ラパスに向けて出発しました。全員揃ったかどうかは、客室乗務員が野鳥の会が使うようなカウンタで数えて確認してました。私たちは鳥といっしょか!?
 ここで機内の乗客は急に減り、閑散とした雰囲気に。ロレートって何もない寂しい空港だなって思っていたけど、沢山の人が降りていったんですね。

 入国手続きではてっきりパスポートに印を押されるのかと思いきや、入国審査カードにスタンプを押されて終わってしまいました。メキシコから出国する時は、この半券を渡すようです。せっかくだからパスポートに押してほしかったなぁ

 ロレートからはなんと30分程度でラパスに到着です。ここで手荷物検査を受けて、いよいよ空港の外に出ることになります。
 ここの手荷物検査、ちょっと変わっています。写真にある信号機のようなものの下にスイッチがついていて、まず乗客自身がそのボタンを押します。信号が「青」になればOK、「赤」になれば要荷物検査となります。いったいどういう基準で決まるのか不思議です。恐らく何人かに1回の割合で赤が出るようになっているのでしょうか。商店街の抽選会のような感覚。本当に運試し状態です。
 

 


ラパスへGO!] [街を歩く] [海を眺める] [水中写真] [帰り道