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 ■ 花見船(2006年4月)


 水面から眺める風景は、普段とはちょっと違う面白いもの。清澄通りの高橋も、橋の下から眺めるとこんな風景。向こうに見えるのは水門で、桜並木も見えますよね。以前橋の上から眺めたときはこんな風に見えたんですけどね。

 花見の屋形船、出動!これから隅田川にでも出かけるのかな?屋形船で宴会しながら見る花見って、楽しそうですよね。

 私の乗った船は小名木川を東へ進みます。まず最初にくぐるのは、西深川橋。トラスの形をした橋の形が特徴的です。

 続いて東深川橋、大富橋、新高橋と抜けて、船は大横川と小名木川の交差地点に出ました。向こうに見える赤い門は、扇橋閘門。この向こうは水位が最大2mほど下がるため、2重になっているこの門でエレベータのように水位を調整して、船は行き来しています。ミニパナマ運河、といったところでしょうか。
 船は、ここから南に進路を折れ、大横川に入ります。



 大横川にはいると、景色は一変します。まっすぐ延びる水路の両側は、これまたずーっと桜並木が続いています。川と桜並木の距離が近い、というよりも一体になっているのがいいですね。そして、これだけ続くと、ただただ圧倒されます。川岸の散策路を歩いているのは、地元の人ばかり、といった感じ。これだけの景色なんだから、もうちょっと知られてもいいんですけどね。