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 ■ 八重山の旅---あらすじ(2006年8月19〜26日)


 那覇経由で石垣入りしたのは、お昼を過ぎた時間。空港についたら、その足で川平まで向かいました。のんびりとした集落に立ち寄るべきところはいっぱいあるのですが、忘れてならないのはここ川平湾の景色。複雑にからみあった青色の海、白い砂浜、鮮やかな緑…木陰とのコントラストが、その景色を一層印象的なものにしています。雑誌などでよく見る景色ですが、やはり実物にはかなわないですね。

 川平の名物といえば、川平湾のほかにもうひとつ、マンタでしょう。石垣島のいたるところでマンタのイラストを見かけましたが、ここ川平湾近くにはマンタを見ることができる絶好のダイビングポイントがあります。海の中を飛ぶように、悠然と泳ぐ姿は感動モノでした。これだけしっかりと見れたの初めてだったので、すっごく嬉しかったです。これだけでも、潜った甲斐があったってモンですよね。

 川平の活動拠点として宿泊したのは、「宿屋かびら ゆ〜な屋」さん。沖縄らしい赤瓦の建物で、遠くに於茂登岳を望めるの〜んびりとした宿。夕食では八重山の家庭料理が楽しめたのですが、これがまた最高!食事…というより酒のつまみ!?お酒好きにはたまらないでしょう。

 川平から自転車でちょっと、底地(すくじ)ビーチの夕陽です。西向きのビーチからは、天気がよければ水平線に沈む太陽を見ることができます。この日は願い叶わずですが…なかなかいい夕陽でしょ?
 ここは石垣島でも定番のビーチで、一番早い海開きが行われることでも有名です。よくテレビで流れる映像も、ここらしいですよ。ちなみに海面に見える線みたいなのは、ハブクラゲ除けのネット。この海岸では出没するらしいです。怖いですね〜

 石垣島内は、レンタカーでいろんなところに行ってみました。こちらは、石垣島の最北端にある平久保崎。南国の強い日差しの中に浮かび上がる白い灯台が印象的。ものすごく暑いはずなのに、吹き抜ける風がすごく気持ちよかったです。

 ダイビング以外のアクティビティとしては、宮良川のカヌー体験をしてきました。国の天然記念物にも指定されているマングローブの生い茂るなか、のんびり3時間のショートトリップです。見事に晴れた空の下、強い日差しが照りつけるものの、時折川面を吹き抜ける風がものすごく気持ちいいです。オールを漕ぐ手を止めると、聞こえてくるのは川の流れる音、風の音、ゆれる木々が奏でる音、そして遠くで鳴いている鳥の音だけ。自然と一体となる、五感で感じる気分はすごく素敵です。

 石垣市街で島の味を満喫した翌日、私は離島桟橋に立っていました。八重山の離島に向かう船がひっきりなしに出入りし、島の人や観光客が行きかう活気のある港。ここが八重山の中心地であることを感じさせるます。八重山特有の気候とあいまって、東南アジアの港町と、同じような空気がしました(行ったことないけど)

 離島桟橋から高速船で10分、竹富島に渡りました。昔ながらの街並みの残る、のんびりとした島。自転車でさくっと回れる小さな集落を歩くと、単に街並みを保存しているだけでなく、竹富島が積み重ねてきた伝統・歴史の重みも感じることになります。

 竹富島では、観光客が多く訪れる集落からちょっと離れたところにある「ヴィラたけとみ」に宿泊。コテージタイプの宿で、庭にはこんなチェアが!昼間はちょっと暑いけど、ビール片手に夜ここから眺める星空は本当に最高でした。

 夕方になると、竹富島と石垣島を結ぶ船はおしまい。日帰りの人が帰ったあとの時間は、竹富島に泊まっている人だけのもの。西桟橋から眺める夕陽も、島に泊まっている人だけの特権。西表島がシルエットに浮かぶ西の海に、この日も太陽が沈んでいきました。空が少しずつ赤く染まり、やがて闇に包まれていきます。自然の時間の流れを感じましょう。



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