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 ■ 門司港(2006年9月)


 第一船だまりをぐるっとまわって、今度は「旧門司税関」。明治45年に建てられたレンガ造りの建物で、昭和初期まで税関庁舎として使用されていたそうです。

 この建物は当時のものそのまま、というわけでなく、この地をレトロ観光とする際に修復したものだそうです。今使われているレンガとは大きさが違うため、修復に際して10万枚、新たに発注したそうです。
 で、こちらは建物の端っこ(海側)にある塔状の部分。この最上部には…

 すごく狭い場所ではありますが、こんな感じの展望台があります。ちょっと隠し部屋的な雰囲気で、ワクワクしちゃいますね。税関として機能していたときは、ここから海の様子を眺めていたのでしょう。

 建物内部はこんな感じ。巨大な吹き抜け空間が広がっています。地元の文化団体かどこかが展示会やってました。なんでも再建するとき、図面が無かったため、数種類の写真をもとに外観を再現したんだって。きっと内部空間は違っていたのでしょう。

  
 一部、昔からのレンガっぽい場所を発見。この吹き抜けは、一体なんのため??小さく切り取られた天井から差す光が、妙に印象的でした。サッシの形がそのまま影になっただけなのでしょうけど、きれいな十字架を描いていましたよ。