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 ■ 館林(2006年5月)


 温室を出ると、そのままつつじが岡公園を離れて駅方向−市街地へと向かいます。公園と市街地の間、市役所などがあるエリアは元々館林城があった場所でした。今ではあまり面影がないのですが、こうした石碑が、この地に城があったことを語っていますね。

 この一帯には市役所だけでなく、芸術ホールや科学館などがあって、緑の多いきれいな場所です。道路もこんな風に整備されていて、つつじのプランターが置かれていましたよ。

 
 城跡の、一番城沼に近いところに「旧秋元別邸」があります。館林藩最後の藩主だった秋元家が所有していた建物で、瓦屋根が特徴的な明治末期に建てられた建物。離れとして洋風の別館も、木々に囲まれてありましたよ。

 旧秋元別邸の裏側には、なぜか竪穴式住居が。この場所にあった間堀遺蹟を復元し、縄文時代のムラの様子を再現した「縄文邑」なんだそうです。この遺蹟の上に館林城があったということは、縄文時代も江戸時代も、人が居を構えるのにいい場所は同じ、ということなんでしょうか?