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 ■ 潮来(2013年6月)


 加藤洲十二橋の水路を抜けたところ。ちょっとわかりにくいですが、この細い水路が、ほぼ直角に曲がっています。

 細い部分を抜けると、水路の幅は広くなります。

 水路はそのまま、広い水田のなかを流れます。

 水路が交通手段であった時代、集落は水路沿いに設けられていました。水田地帯をしばらく水路沿いに歩くと、ちょっとした集落にでます。

 この集落には、ちゃんと小学校まであります。それほど大きな集落ではないものの、この辺りの中心的位置づけだったのでしょうか。

 集落を抜けると、再び水田の中を進みます。何もないけど、この何も無さが歩いていて気持ちいいです。

 お、観光船が走っているね。実はこのとき、ものすごく暑い日ざしの中を歩いていました。あの船に乗ったら楽なんだろうなー…

 やがて水路沿いの道路は、ぎゅいんとカーブにさしかかります。別の川との合流地点のようです。

 カーブの先端、隣の川との合流点に到着。目印かのように、紫陽花が咲いていました。合流した先が、正面の川。かなり川幅が広くなっています。

 しばらく歩くと、観光船乗り場を発見。通常ですと、潮来またはこの先にある公園が乗船場になっているので、こんな中途半端な場所を利用する人っているんでしょうか…

 さらっと書いてますが、北利根川の橋を越えて1時間強。炎天下の中を歩き続けて、やっと目的地でもある水郷佐原水生植物園が見えてきました。ええ、この向こうにある影がそうです。