トップページ街でおさんぽ>穴守稲荷

 ■ 穴守稲荷(2011年9月)


 空港島から離れ、再び市街地へ。このあたりは昔ながらの猟師町の面影が残っています。

 五十間端無縁仏堂。この辺りは多摩川が東京湾に流れ込む汐の流れの影響で、遺体が多数流れ着いていたそうです。そうした仏様を供養するために設置されたそうです。

 路地を歩いていると、イギリス積みのレンガ塀がゆるい弧を描いて設置されています。実はこれ、昔の多摩川の防波堤です。当時の最新技術で作られた塀が、今でもこうして住宅地のなかに残っています。

 こちらは塀の向こう側に抜ける門の跡。

 塀を越すための石製の階段も残っています。