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 ■ 箱根(2006年6月)


 続いて、箱根神社へ向かいました。木立に囲まれたなかに、ひっそりとたたずむ神社です。入り口の大きな鳥居の向こうには…

 本殿まで続く、まっすぐ延びる階段が森の奥のほうに続いています。こういう神社って、神秘性があって、適度な緊張感があっていいですね。

 階段をのぼりきったところでは、箱根神社の本殿が、霧の中に浮かび上がっていました。霧によって、神秘的な存在感が、より一層高まっているかのようです。

 こちらが本殿。それほど大きな建物ではないですが、奥行きが結構ありそう。神社の由緒は省略しますが、古来「関東総鎮守箱根大権現」と呼ばれていたそうで、かなり高位であることは間違いなさそう。皇族の参拝もあったそうですけど、近くに箱根離宮があったことも関係しているのでしょうね。

 本堂の横には小さな社、「九頭竜神社」があります。本宮は芦ノ湖の湖心近くにあるそうで、ここは2000年に建てられた御分霊だそうです。新しいせいか、鮮やかな朱色が美しいですね。

 神社の参拝が終わって、駐車場のあたりまで戻ってきました。駐車場からのルートとは違うので気づかなかったのですが、立派な杉並木が延びています。近くにある矢立杉は樹齢1200年ということで、この杉もかなり長生きなんでしょうね。

 駐車場の横にある狛犬?片足で鞠を押さえてますね。

 単なる木の幹?な訳ないですよね。わざわざ屋根かけてるなんて。芦ノ湖の「けけら木」という湖底に沈んだ樹木の化石で、近年浮遊したものだそうです。湖の中には、今でも萬巻上人が九頭竜を繋いだ栴檀伽羅木などの五名木があるそうですよ。

今回の箱根の旅はこんな感じでおしまい
天気がいい日に、また来たいですね