トップページ街でおさんぽ>浅草2

 ■ 浅草(2006年4月)


 浅草駅からは、新仲見世のアーケードに向かいます。

 それにしても、ものすごい人出!桜のせいで、いつもにも増して多いんでしょうね。さすがに浅草らしくご年配の方の姿を多く見かけましたが、意外と若い人も多かったです。
 それにしても、アーケードもどことなくレトロな感じですね。

 そんな一画、「浅草地下街入口」なる看板と、地下に降りる階段が。一応銀座線につながる通路らしいんですけど…知らないとちょっと入りにくいですね。

 階段を降りると、こんな商店街…というか飲み屋街が広がってました。通路の向こうは銀座線の浅草駅です。蕎麦屋とかもあるんだけど、昼間っから飲んでるオヤジもいたりします。いろんな匂いが混じってる、ディープな空間でした。

 再び新仲見世のアーケードに戻りました。アーケードにはチェーン店が混じるなか、いろんな渋いお店が並んでいます。ここ今半本店もそんなお店のひとつ。そういえば今半って、「浅草今半」「今半別館」「人形町今半」「代々木今半」とあるけど、みんなここ今半本店から暖簾分けしたお店みたいですね。

 浅草には、本当に老舗といわれるお店が多いですね。すき焼き、天ぷら、洋食…どれも食べたいけど、今日選んだのは鰻。「小柳」というお店にやってきました。NHK連続小説の舞台にもなったお店なんだそうですよ。

 入り口にある木の看板です。長い年月を経てきたであろう、渋い看板です。

 開店と同時に入ったのですが、店内はすぐにいっぱい。1階はテーブル・カウンターの気さくな雰囲気です。値段もそんなに高くないのが嬉しいですね。
 店内には、香ばしい鰻のかおりが充満しています。美味しそう。早く食べたい!

 今回頼んだのは、うな重の松ときも吸い。もっと時間かかるかと思ったけど、思いのほか早く出てきてくれて嬉しかったです。
 ふわっとした柔らかい鰻。適度にのった脂。ほんのり甘いたれも絶妙で、ごはんにもかかり過ぎておらず、丁度いいあんばい。大満足です。人気なのも頷けました。