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 ■ 代官山(2005年11月)


 住宅地を抜けると、大きな公園に出ました。菅刈公園という目黒区立の公園です。普通の公園っぽくないって思ったら、以前この地にあった庭園を復元して、平成13年に出来たばかりの後援なんだそうです。
 奥の、塀に囲まれた一画に行ってみましょう

 塀の内側には、復元された庭園が広がっていました。江戸中期に岡藩(今の大分県豊後竹田市)の屋敷だった場所を、明治になって西郷隆盛の弟の所有地となって整備された庭園が戦前にあったそうです。
 池や滝の広がる庭園は人影も少なく、のんびりできます。外国人の親子が池の魚で遊んでましたよ。のどかな休日の午後って感じ。



 そんな公園の一画にも、代官山インスタレーションの作品が。音を吹き込むことのできるこの作品、公園で遊ぶ子供たちのオモチャになってました。使われてこそ、そこに存在する意味の出てくる作品、そんな感じでしょうか。

 管刈公園を出るとすぐに西郷山公園の入り口につきました。その名の通り、管刈公園で復元された庭園と同じ敷地だったものなんだそうです。当時の庭園の面積は約6ha!今でもあったら基調な空間になっていたんでしょうね。
 入り口の木が色づいてました。太陽の光が、暖かさを演出しています。



 一気に西郷山公園の上まで上ると…見晴らしのいい景色!ドラマとかでもよく使われるこの公園、見たことがある人も多いのでは?

 芝生のところにも、インスタレーションが。パンフレットに書かれていた「美術の先生にはいつも『ものをよく見て描け』と言われたけど、よく見ないで作りました。」という説明にウケました。