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 ■ 人形町(2005年9月)


 9月というのに暑い日。結構歩いたので、お茶することに。人形町という場所がら、和風にしてみました。訪れたのは、「初音」という甘味処。1837年創業という、昔から続くお店です。木とタイルのファサードがいい感じです。

 店内はこんな感じ。天井が高く、格子窓がいい感じのレトロな雰囲気。落ち着く空間です。今回いただいたのはあんみつで、白蜜と黒蜜が選べるなかで、黒蜜を選んでみました。しっかりとした甘さの蜜、やわらかめの寒天、そしてしっとりとしたあん。いいですね♪
 忘れていけないのは、ここのお茶。鉄釜で入れたお茶も、なかなかいけますよ。


 ここにも人形焼のお店。奥のほうでは、ちゃんと職人さんが人形焼き作ってます。そういえばこのお店の前って、以前からよく通ってるんだけど…一度も買ったことないかも。

 交差点に面した水天宮です。正面の白い建物?と思いきや、これは交番。ちょっと紛らわしいかも。でもこの交番、水天宮に合わせてちゃんと作ってるんですね。

 水天宮は、地表から一段高くなったところにあります。その下はというと、こんな風にお店が並んでます。さながら門前町、といった感じでしょうか。門前町と社が縦に並んでるのって、珍しいですよね。

 こちらが本殿。それほど広くない境内ながらも、存在感はなかなかのもの。
 ここ水天宮は、安産・子授けの神様。妊婦さんや、小さなお子様連れがいっぱい。ほのぼのとした雰囲気です。

 人工地盤の上のせいかコンクリート製の建物が多いなか、このお社は木造でした。一見ふつうの社ですが、よく見ると…扉が3つ。鈴も3つ。ん?どういうこと?
 正解は、高尾神社、火風神社、秋葉神社の3つが一緒に祭られているのでした。

 本殿の横にあるオブジェ(と普通は言わないよね)、「子宝いぬ」と書かれてます。子犬をやさしく見守る母親、といった感じです。犬の周りに並んでる丸いものには、十二支が書かれてました。
 でも、何で犬、なんでしょう?たくさん子供を産むから、かな?

 こちらは河童の像。子供を抱えてます。でも、何故に河童?「ハテナ」がいっぱい浮かびながら、水天宮を後にしました…







05/09][06/02他