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 ■ 生麦(2002年7月)



 生麦からちょっと離れますけど鶴見線の「国道」駅に寄ってみました。駅の名前は、その名の通り国道に面しているからでしょう。この駅は線路のガード下が通路になっていて、その両側に建物が並んでいます。この建物の上部が駅のホームになっているようでした。
 この建物、釣り船のお店があったりするけど、ほとんどは人が住んでいたであろう住居であり、空き家でもありました。お店の看板もレトロな感じでした。通路も真っ暗で、ちょっと通のは恐いかも。
 ちなみに駅の改札は、上の写真にあるお店の隣です。小さく白いのが切符の自動販売機です。

 線路のガード下の駅でない部分は、写真のように家になっていました。線路と住宅が一体となっているのは、いろんな経緯があるのでしょうね。
 電車用のコンクリート製の柱と木造の家の部分のコントラストが、私に不思議な印象を与えました。

 国道駅から少し移動して、生麦へ到着です。生麦にはキリンのビール工場があり、見学も出来ます。私も工場の中へ入っていきました。
 周辺の無機質な風景とはうって変わって、敷地内は緑溢れる世界でした。

 中に入ると、いろんな製造過程を見ることができます。1時間ほどの見学コースの他に、自由に見れるコースもあります。ちょっと期待していたのですけど、休みの日は工場もお休みなんですね。生産ラインは止まっていました。

 ここの工場見学のもう一つのお楽しみは、ビールの試飲です。試飲といっても、写真のように普通にビールが一人2杯まで飲むことができます。
 このエリアはとても多くの人で溢れていました。そこで思い出したのは、工場見学コースをショートカットしている人がいっぱいいたこと。見学は置いておいて、タダでビールが飲める場所という認識なんですね。私も家が近所だったら、飲みにだけ来るんだろうな・・・

 工場見学を後にすると。。。ここ生麦は、あの有名な生麦事件があった場所でもあります。しかしながら、ここは目の前に第一国道が通る交通量の激しい場所です。単なるイギリス人が殺害された場所ですから、この碑以外には目立つものが無いのは仕方ないのでしょうね。今回は行きませんでしたけど、ちょっと離れた所には資料館もあるようですよ。

 途中で見かけた定食屋です。なかなか味があるお店ですが「定食250円」という文字にビックリです。どんな定食なんでしょう。気になります。。。

 


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