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 ■ 二子玉川(2002年4月)

 

 岡本公園民家園の隣には、小さな区立公園があります。この一帯は岡本聖嘉堂緑地と言われて、国分寺崖線の一角にある、自然の姿が残った地区だそうです。そんな場所には、このように井戸も健在です。飲めはしないらしいですけど、ポンプを押すと勢いよく水が出ました。水が止まらないうちに写真を撮るの、大変なんですよ(笑)

 こちらも岡本公園民家園の隣にある、岡本八幡神社です。上まで登りましたけど、小さな社がありました。こうした急で、しかも上に何があるのかわからないような階段って興味ありますよね。つい登りたくなってしまう。。。


 岡本八幡神社の隣にある、一応地図には載っている道を登ってみました。鬱蒼と茂った林の間を通ると・・・天気がいいはずなのに、なんか暗いです。夜はちょっと恐いでしょうね。

 裏道を登りきると、ある敷地の裏門に出ました。中に入ってみると・・・それまでの鬱蒼とした景色とはうって変わって、突然景色が開けました。静嘉堂文庫と呼ばれる建物で、三菱財閥の4代目社長の岩崎氏が、日本や中国の古典籍を保存するために大正13年に建てたそうです。英国風の建物を突然目にすると「ここは何?」という感じで、頭のなかはクエスチョンマークでいっぱいでした。
 この建物、一般開放はされていなくて、中を見ることは出来ませんでした。残念!
 もうひとつ、この敷地内にあったのが、この岩崎家玉川廟です。つまり、お墓ですね。手前には狛犬がおりまして・・・建物と、実にミスマッチな感じです。
 森の中にぽつんと建っており、お墓だから当たり前なんでしょうけど、ひっそりとした場所でした。

 静嘉堂の建物の隣にいたネコのカップル(!?)顔をぴったりくっつけて・・・・(^-^;)

この敷地内には他にも美術館があり、こちらは一般開放されています。時間が無かったので入れなかったのも、ちょっと残念でした。。。

 長い坂道です。向こうに見えるのが、多摩川に面した平地です。そしてこの写真を撮っているのが、高台の上です。これだけくっきりと高低差のある場所で、ここが国分寺崖線だとはっきりとわかるのではないでしょうか。
 駅からも幹線道路からも離れた静かな(しかし大きな家が多い)場所なのに、大使館がありました。ちゃんと国旗も出ていました。アルジェリア大使館だそうです。
 いわゆる大国の大使館と違って、のんびりした雰囲気がいいです。普通の家みたいで、ここで生活しているみたいで。


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